たくさん家族★バラ色育児

43歳 男児4人+末っ子妹1人★毎日バラ色?育児奮闘ブログです

母との確執 13

 

 

5人目を妊娠できた時

とても嬉しかったです。

5人目も体外受精だったので

42歳の私と8歳年上の50代の夫との受精卵を作り

移植できる受精卵は(妊娠できる可能性のある受精卵)1つだけだったんです。

夫婦ともに高齢だったので仕方ない事で

この1つがダメだったら諦めようと話していました。

最後の子でした。

 

その1つが、奇跡的に妊娠に至り

胎嚢確認(赤ちゃんが入っている袋)ができ

その翌週に心拍確認に行った時に

診察台で先生が

「双子ですね」

と言った言葉にビックリしすぎました。

胎嚢が1つで、心拍が2つという事は一卵性双生児です。

 

一般的に不妊治療で多くなる双子は胎嚢が2つの二卵性双生児です。

一卵性双生児は体外受精の場合、通常よりも少し双子の確率が上がりますが

わざと作ったりすることはできません。

1つの受精卵が何らかの事で分裂してできる同じ染色体の2人です。

なので運命と言うか、奇跡的というか・・確率というか・・

 

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まさか自分が双子を妊娠するとは思っていませんでした。

二卵性双生児にならないように受精卵はいつも1つだけしか

移植をしてなかったので(2つ移植すれば双子の可能性、3つ移植すれば三つ子の可能性があります)

 

双子だと聞いてすぐに思ったのが

出産のリスクの高さでした。

一般的に二卵性よりも一卵性の方がリスクが高いです。

そして子供が4人いてからの双子・・

育てていけるだろうか・・

よくよく考えたら双子に絶対ならないなんて事はなかったのに

そんな事は考えもせずに もう1人欲しいと体外受精をした。

どうして考えられなかったのだろ・・

 

夫に双子であることを話すと喜んでくれました。

ただ私は不安しかありませんでした。

双子の場合

早産の可能性が高く妊娠中の長期の入院の可能性が高いです。

早産からなる障害の可能性もあります。

育児にもお金が倍かかります。

産後も慣れてるとはいえ双子となると話は別です。

正直 喜べなかったんです。

自分たちで子供望み、作ったのに

減胎(多胎児の何人かだけを堕胎する手術)を考えたり、堕胎を考えたりしていました。

 

病院でも

長期入院になった場合今いる子供の世話をみてくれる人がいないので

生むかどうかを悩んでいる事を話しました。

母体のダメージを考えて10週くらいまでに答えを出すようにと言われました。

何度も何度も考えたけれど

答えはでませんでした。

生みたい

でも現実的には どうする・・

生みたい・・

誰に頼る・・

 

区役所に相談に行きました。

「双子妊娠中にもし長期入院になった場合、何か助けてもらえるようなものはないか。

何かなければ、生むことが出来ない」と言いましたが

産後であれば多少あるようでしたが

「申し訳ないが ないですね」

と冷たい対応でした。

だから少子化なんでしょーーーー

て悲しくなりましたが

でも考えたら確かにないです。

ベビーシッターも1人の子供に対して1人分の金額っていう感じで

子供が4人となるとベビーシッターではなく

お手伝いさんを雇わねばという感じで言われました。

特に夜間となると これいいやん!ってものがありませんでしたね。

考えたら確かにそうですよね・・

どこか乳児院とか24時間の保育所になります。

入院すれば突然でしょうし

数か月になる可能性がありました。

 

 双子を産めば

今いる子供達にも色々な負担がありました。

やっぱり産むのやめよう・・

無理だわ・・

本当に何てバカな大人・・

妊娠しておいて産まないなんて・・・

 

夫は「お母さんに相談に行こう」

と言いました。

 

私は、母は体調も良くないし

それにもう5人目妊娠しただけでなく双子だなんて

とてもじゃないけれど言えない・・

無理だと言われる・・と母に相談するのを嫌がりましたが

夫が母に連絡をし

相談に家に行きたいと内容を話しました。

母は、当然驚いていたそうです。

 

夫は「今は頼れるところは、お母さんしかいないのだし!お母さんにとにかく相談しよう!決めるのはそれからにしよう」と

母に相談しに行くこととなりました。

 


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