母との確執 6
そんな高校生活を送っていた2年生の頃
進路を考えていました。
ダンスの専門学校に行きたいなと思いましたが
母に言う勇気もなく
どうしようかなぁ・・と悩んでいました。
同級生の友人から大学のサークルの飲み会に誘われました。
よくわからずに行った先には
初めて見る大学生の集まりはキラキラしていました。
大学生って楽しそう・・
たった それだけの事から
不純な動機で大学受験をすることになります。
私は、良くも悪くも影響を受けやすいタイプだったんですね。
通っていた高校は就職する子たちばかりで進学校ではなかったのですが
先生に話をすると夏休みなどに進学したい子達だけを集め
勉強会をしてくれました。
その先生は、見た目 ちょっと・・・な男の先生で生徒には「きもい」と嫌がられて
いましたが とても熱心に教えてくれました。
自分でも中学の勉強からやりなおし自分なりに一生懸命に勉強しました。
あとは私の知り合いの大学生のお兄さんに家庭教師をしてもらっていました。
母に頼んだところ すぐにオッケーだったのでお金を出してもらいましたが
いくら賢くても家庭教師未経験のお兄さんではなくきちんと家庭教師経験などのある人に教えてもらうのがベストでしたね。
あまり来てもらっている意味は、なかったです。
その時にも母からは、受験勉強に関する助言や情報は一切なく
塾なども教えてくれることもなかったです。
もう少し大人からの情報があれば勉強の仕方も違っていたと思います。
私と勉強といえば
小学校の低学年は母が近所づきあいで
お願いされてとっていた「ポピー」をやっていました。
(学校の授業に沿った内容の問題集だったと思います)
今も同じ感じかどうかわかりませんが
正直、答えも渡されていたし
内容も面白くなく
やらないと次の号がやってきて溜まってしまうので
答えを見て書いてサッサと終わらすという
意味のない作業をしていました。
小学校高学年では近所のお友達がたくさん通う塾が
みんな行っていて楽しいと聞き
母に頼んで通いましたが
特に成績も上がる事もなく
内容も楽しくなく
塾の帰り道、夜遅くに友達とフラフラ遊びながら帰るのが楽しかっただけでした。
何度か行ってるフリをして行かなかった事もありました。
子供のためになる塾やら、教材、勉強方法などを
選び、決める場合は
子供の意見だけを尊重してはいけないと思います。
子供はまだ子供なので わからない事も多いですし
楽しさ優先です。
私の母は、そういった情報を自分のママ友などから聞いて来たり、自分で調べたりするような人ではなく、私が「やりたい」と言ったものをやらせるという人でした。
本人の希望も大事ですが
親がきちんと情報を得たうえで、親が子供を導きながら
その中から子供に選ばすなどをするのがいいかなと思います。
時間もお金も無駄にすることになります。
受験は3校受けたいところがありましたが
2校目を受けて1番行きたかった大学に受かりました。
4年制の私立のキリスト教の大学で英文学部でした。
お金は結構、高かったはずです。
母が、お金を出してくれたので行けたのだと思います。
受けたい大学は、いとこに情報を聞き決めました。
母からの助言や情報は一切なかったので
勝手に自分が行きたいだけの大学になりました。
更に私は
家から通うのが遠かったため4年間
1人暮らしをさせてもらいます。
大学のお金と生活費は母が、マンションの家賃は父が出してくれました。
私が勉強をしたというよりは
お金がなければ 行けていなかった。
やはり お金は 大事だと思います。