たくさん家族★バラ色育児

43歳 男児4人+末っ子妹1人★毎日バラ色?育児奮闘ブログです

子供の習い事への考え方

子供の習い事は、たいていのご家庭は何らかをされたり検討されているのではないでしょうか

各ご家庭によって様々な考えややり方があり違うと思います。

私が子供の頃に習っていたものと言えば高学年になってから英語・そろばんくらいです。

1人っ子だったので比較的裕福でしたし

親も時間に余裕があったように思いますが

母親に私が大人になって聞いたところ

小さい頃私は、どれも嫌だと言ったから習わせていなかったと言っていました。

周りのお友達は、何らかの事をしていましたが

私は、小学校低学年の時には何にも習ってなくて暇な毎日だったように思います。


記憶にあるのは

●母に連れて行かれたピアノの先生の自宅

「うん!習う!」と言って開いたドアから出てきた女の先生の鼻の下に大きなホクロがあってね・・

子供の私には先生が怖く思えた(ただそれだけ)

「やりたくない」って言ったら

母が「じゃあ 仕方ないね」と諦めました。

 

 

f:id:nekonote1224:20180129143122j:plain

●お友達が習っていた小学校のバレーボールに見学に連れて行かれましたが

バレーボールに全く興味がなく

「やりたくない」と言うと

「そっか じゃあ仕方ないね」という感じでした。

 

おそらく母は、子供が嫌な事を無理にさせても仕方ないと

思ったのだと思います。

無理強いはしない母親でした。


●小学校の高学年になって英語教室に連れて行かれました。
楽しそうだったので通いました。
おかげで英語がすきになって中学校は英語の成績も良かったし
大学は英米文学科に行ったので良かったと思う。

●小学校高学年で行ったそろばん。
たまたま仲のいい友達が行っていたので一緒に行きたくてという理由だけで

(子供の習い事は、そんな事が多いです)

親に「行きたい」と言って行かせてもらいました。
算数・計算が苦手だったので計算が今までよりも、やりやすくなり良かったと思う。

●小学校低学年の時に友達の習っていたクラッシクバレエについて行って見学しました。 初めてすごくすごく習いたいと思いましたが何度か母に言ったけど

母親は、私がそこまで行きたいと思っていなかったのか?

母が興味がなかったのか?行けずで大人になっても後悔しました。
この時にもっと母親に強く言っていれば私自身の人生もっと変わっていたと思う。

そんな私の習い事への想いというのは

あの時に、もっと母親が強くピアノなどを、やらせてくれていたら!もっと色んな習い事を無理にでも勧めてくれていたら!もっとやりたい事を強く言っていれば!という想いがありました。

 

私自身がダンスをやっていた事や好きな事もあり

子供が生まれたらダンスを習わせたいと強く想っていました。

長男が5歳になり嫌がる長男をダンススタジオの見学や体験に4か所ほど無理矢理連れて行きました。
見学後「やってみたい」と言うので

翌週体験に連れて行ったけれども
「やりたくない。難しそうでできなさそう。しんどそう。時間が長い」

「しんどくなってきた。中に入りたくない」 と固まって動かなくなってしまったり

、泣き出してしまったりと大もめの結果やらずに帰る事もありました。

f:id:nekonote1224:20180129143244j:plain



やりもしなくて!?しんどい!?できそうにない?!ふざけんな!
5歳の子供にマジギレして長時間かけて熱く説教しました。
(自分の子供の頃を棚にあげてだし、これが正しいかどうかは別ですが)

習い事って子供が、やりたくないものを無理矢理やらすのはダメ
興味をまず持たしてやりたそうだったら楽しくやれるのが1番!そりゃあそうです!
私もそう思う!

でも私自身、大人になって自分勝手な意見かもしれませんが・・
もっと無理にでも小さいころから習い事をやらせてくれればよかったのに!そうすればもっと自分に得意なものとか趣味とか幅が広がってあったのに!

子供のころの嫌な理由ってたいした事ないし!

私自身アホみたいな理由だったから

 
でも・・人によっては子供の頃にイヤイヤ親にやらされてた習い事が、嫌で仕方なかった。

大人になってからも嫌だったとかいう人もいるようで
習い事、親がやらせたいものをやらせるのはエゴだと思うという意見も

あると思います。



結局、長男には無理矢理、見学や体験に懲りずに連れて行きました。

「見るだけだから!お菓子とオモチャを買ってあげる」って言って中に入れたり体験をさせ (物で釣る姑息な作戦です)

それでも始まる直前になると泣いたり嫌がったりしたので
私も何度も本気でキレました。

号泣しながら

「ごめんなさい!ちゃんとします!ごめんなさい」

って言ってた。
理由はしんどそうで難しそうで できなさそうだったから」

5歳児相手に本気でキレながらも
反面そんなことで怒り狂った自分がダメな母親だとも思いました。

 

 

「ダンスは、やってはみたいけど しんどそうだから嫌だ」

って言った長男でしたが
実は緊張して出来ない・怖くてできない
初めての場所・初めての人たち・初めての事が嫌だったようです。

小学4年生になっても初めての事が苦手な子です。

当時、悩んだ私は
ネットで色々検索しました。
「習い事を嫌がるのを無理にさせるか」
「無理矢理はダメ。心に傷。ストレス。大人になって傷。親のエゴ。ひどすぎる。虐待」
どこ見ても肯定するようなことは一切書いてなかった。

 

そんな中たまたま見たTVで芸者をやってる男性。
子供の頃、母親に「オモチャを買ってやるから」と言われ芸者の練習を始めた。
母親は女でも男でも生まれた子を芸者にすると決めていたらしかった。
小学生にもなると友達にからかわれ嫌だったが母からは
「勉強はしなくてもいい!芸事だけやってればいい」と言われた。
今母は、亡くなり自分がその跡をついでいる。
母に感謝しているというのを見た。
正しいかどうかは別として
こういうのもあるんだなと。


 長男にダンスの体験レッスン
何度も何度も今度は頑張ってやろうね!逃げないで!ってしつこく約束させた。
プレッシャー?
無理矢理でいいのか?
ひどい親なのか?

行く途中で

「ドキドキしても頑張ってできる!おまじないの魔法のお菓子」と1粒渡したブドウ味のメントス

今回もダメかなと思いながら行った体験レッスン

終わった後に笑ってた!

「次はいつ?早く行きたい。 頑張ってやってよかった。これからもできそう。楽しかった。友達に見せたい」

って言ってた。

 

その日に習った下手くそで滑稽なダンスを踊る長男を見て涙が出た!!

 

毎日の子育てをする中で
一般的な意見だけや
周りに足並みをそろえることはないのかもしれない
うちはうちのやり方で!
子供がまだ5歳なら
私もまだ母親5歳 でした。

毎日悩んだり、わからなかったりしながら色んな事を感じて学んでゆく
頑張り過ぎないようにするのが子育ての秘訣と思っていながらも、
第1子は、自分にとって初めて子育てで、やっぱり頑張ってしまうことも
多かった。

 

 

ちなみに

「ママがあげた魔法のお菓子で頑張れたんやろ?」って聞いたら

「いや!そんなん魔法なんてあるわけないやん!ママに怒られるからやってん!

でも!やってみたら!できたから頑張ってやったら何でもできるんやな」

って言ってた。

 

そんな長男も今はダンスが大好きでいくつかの教室に通って楽しく過ごしています。

 

これが正しいのか

どうかは、わかりません。

その子の性格によっても違うと思います。

日々、正解のわからない育児は、

続きます。